俺の人生語らせてくれ。

こんな人生送った奴もいるんだな程度で見てくれると嬉しいです。
嬉しいというか、こんな奴もいるんだなー俺はまだまともだなー
って思ってくれれば。
ぶっちゃけ他の人の体験談みたいな山場とかそういうのは無い。
ちょっとポ口リはある。
つまらないかもしれないけど、聞いてくれ。
話は俺が中学の時までさかのぼるんだけどね。
ジ件が起こったのは高校。
当時俺、東京の端の方に住んでたの。山梨とか八王子方面のね。
だから、東京って言ってもかなり田舎で。
普通に周りが畑、田んぼだらけって事もあって。
お前らにとってはありがちな事かもしれないけど、
ジ件の発端は俺の大切な人が死んだ事から始まったんだよね。
まずその人との話からするか。
俺がその人を知ったのが中学1年の時の運動会。
その人は3年生で2個年上。
小学校から上がってすぐってのもあって、
なんか上級生がみんな大人に見えてさ。
その時に、クラス対抗リレーで
その人が圧倒的な速さで1位をとったんだ。
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で、俺体育委員会だったからその人に1位の所に案内して
話しかけてもらったのが最初の出会いだった。
俺「はええなぁ。てかこんな近くで女の人初めてみたなぁ。」
その位にしか最初は思わなかった。
で、小学校の時は男女わかれて黴菌扱いするような環境で育ったから、
女の人と話すのになれてなくてさ。
その先輩が俺に向かってニッコリしてピースして1位だぜーとか言ってんの。
そりゃもうビビるわキョドるわで
あちこち見渡してスルーしちゃったんだよね。
運動会ではその後何も接点はなくて終わって。
でもその日から確実にその人の事ばっかり考え始めたんだよ
うちの学校は、職員室が2階にあって、
1年生は3階、2年生は1階、3年生は2階。
だから教室移動だったり、職員室に用がある時とか
登校下校の時に3年生のいる階を通る機会が多かった。
好きとかそういうのも気付かなくて、
ただたんに2階を通る度にその人の事を探してた。
たまに見つけると、5秒くらい立ち止まって目で追ったりしてて、
多分不審者に見られてたと思う。今考えてもキモい。
数日して、その人が美術部だって事がわかった。
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足が速いし運動神経よさそうだから
運動系の部活だと思ってたからちょっと意外だった。
数ヶ月、何も進展が無いまま時間だけが過ぎてって、夏休みが終わった頃、
学校帰りにふと美術室の前まで来たんだ。
その先輩ともう1人、知らない先輩の二人が残って絵を書いてた。
ややこしくなりそうだから仮名つけとく。
憧れの先輩=綾乃
その知らない先輩=和美
ぼーっと見てたら、和美が話しかけてきたんだ。
和美「あれ、いつも綾乃の事見てる子だよね?(笑)どうしたの?」
やっべー全部バレてんの。
当時ってか今もだけどshyボーイな俺は顔真っ赤にして
多分下向いて黙ってたんだと思う。
ちょっと曖昧。
和美「お話したいんじゃないの?おいでよ~」
って俺の手を引っ張って美術室の中につれてかれたんだ。
さっきも言ったけど、小学校の時は、男女の仲が悪くて
お互い黴菌扱いしてたようなアレだったから、
初めて女の人に触られたのと、
女2人と3人で居る事に糞緊張しちゃってずっと下向いてた。
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2人の話を聞いてると、美術の宿題の絵が描き終わってないから
夕方遅くまで残って書いてたみたい。
先輩でもそういうの忘れる事もあるんだなーって変な関心してたら、
綾乃が話しかけてきた。
綾乃「○○君だよね?話聞いてるよーw背、ちっこいねー!」
当時の俺の身長150なかった。
コンプレックスだった。
その時の会話で、綾乃は160ちょいあるって言ってた。
中学生にしては大きい子だった。
30分くらいして、書き終えたらしく、片付け始めてた。
俺ずっと下向きっぱなしだったし、
緊張しまくりで汗ダラダラだったと思う。
早く帰りたい早く1人になりたいってずっと思ってた。そしたら
和美bitch「私と○○君帰る方同じだよね~?
朝よく見かけるしw綾乃とは別方向だね~」
おい俺は1人になりたいんだ、お前なんか見たことも1度も無かったし、
一緒に帰りたくもねえんだよ!
和美「もう6時過ぎてるし、ちゃんと綾乃を送っていってあげなよ~w」
何を言ってるのかわからない…送るってなんだ?
家の方向違うんなら一緒に帰る意味ねえじゃん。
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和美の言ってる意味がわからなかった。
今考えると和美GJだけどな。
優柔不断な僕はまぁまかせっきりだったんだけど、
一緒に帰る事になったんだ。
校門を出て、長い階段を下りて、分かれる場所に到着。
和美「それじゃあ、綾乃をよろしくねw」
綾乃「ちょっとーw本当にいいの~?」
俺「フヒ…」
で、二手にわかれた。でもちょっと待て、俺気付いたけど
未だに綾乃と話した事1度もないんだよ…
美術室に誘われる時から、一言も口開いてねえし…
何話せばいいのかわかんねえ…
とりあえず、テンパってたから綾乃が歩くちょっと後ろを歩いて
2人とも黙ったまま歩き出したんだけどなんか道がおかしかった。
暫くすると、川沿いの道について、綾乃が川に向かって歩きだしたんだ。
アレ?って思ったんだけど、無言でついてった。
綾乃「暑いねーw○○君も汗すごい書いてるよw」
俺「あ、いや、暑いですね…」
綾乃「あ、初めて私達会話したねw」
俺「すいません…」
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綾乃「運動会の時だっけ?初めて声かけたの」
俺「はい」
綾乃「シカトは辛かったよw」
俺「え、シカト?」
運動会の事か…
俺「あーすいません…」
綾乃「まぁいいんだけどwそういえばいつも
2階で誰か探してるみたいだけど、何かあったの?」
俺「え!いや!なんでもないんです!」
綾乃「そうなんだぁ~」
バレて…ない?
その後、普通に家の近くまで送って行って、
50分かけて自分の家まで帰った。
>ポ口リは静的な意味なのか涙腺破壊的な意味なのかで
>見るか見ないか決めるわ
静的な意味で。
泣くか泣かないかは知らん。
俺は死ぬほど泣いたけど、他人がどう感じるかは知らない。
驚く事に、それから12月まで何も進展がなかった。
12月始め、いつものように教室移動で2階を通って
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職員室の奥の道徳室に行く時になんかジ件おきた。
1人でぼけーっとしながら歩いてると、前から和美がきたんだ。
頭下げてスルーしようとしたら、
すれ違いざまに俺のブレザーのポケットに何か入れてきた。
なんだ?って思って手を入れたら、よくある手紙だった。
ルーズリーフをなんか変な風に折ってなんかしたやつ。
内心ドキドキでこれがラブレターかとか思って速攻トイレ行った。
from 綾乃
あれ?なんで綾乃?和美からもらったのに。
「久しぶり♪よかったらお手紙交換しない?」
なんか甘酸っぱい青春な悪寒がした。
その一言しか書いてない手紙だったんだけど、
なんかすごい嬉しくなって、授業20分くらい遅刻した。
急いで次の授業中にルーズリーフに返事書いた。
はい。
の、一言だけ。糞つまんねえ男だった。
でも、問題は書いたはいいけど、どう渡せばいいんだろう。
かなりshyボーイなうえに、ヘタレチキン。
結局いつもポケットに自分の手紙入れて渡せないまま、時間が過ぎてった。
1週間後、教室移動の時に綾乃に呼び止められた。
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一緒にいた友達とかビックリしてた。俺が一番ビックリした。
綾乃「手紙読んでもらえた?」
ここしかないと思って、手紙を出した。
そしたら、じゃあお返事放課後までに書くねって去っていった。
それで、放課後になってどうしようと思ってたら、
校門に綾乃が立ってた。
恥ずかしくて、気付いてないフリして歩いていったら、
呼び止められて無言でポケットにまた手紙入れられた。
軽くありがとうって言ってそのまま帰った。
内容は自己紹介と、1週間も待ったのに一言だけの愚痴が書いてあった。
それから、2人だけの秘密で交換手紙が始まった。
本当に下らない事ばっかりだったし、
今でいうメールでするような下らない話を手紙でしてた。
当時はエッジがあったけどオレも綾乃も持ってなかった。
数日間手紙を交換した時に綾乃からお誘いが来た。
「今度の終業式の次の日、映画見に行かない?
タイタニック見たいんだよ~w」
タイタニックってなんだか知らなかった。
FFのタイタンしか思い浮かばなくて。
よくわからなかったけど、OKな手紙を返して
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また何も変わらない日々を送った。
もちろん毎日手紙は1~2通くらい交換してた。
それで、終業式。
冬休みは嬉しかったけど、綾乃を見れないのが寂しかった。
次の日、朝地元の駅に待ち合わせして
30分くらいかけてちょこっと都心部に。
都心部っても、わかる人ならわかると思うけど、立川な。
俺第一デパートしか行った事なくて、どこに映画館あるかも知らなかった。
全部まかせっきりだった。
立川について、何かご飯食べようって事になって、
悩む暇もなくマックに行く事になった。
向かってる途中、ガラスに映る俺ら二人を見て、
すごい誇らしくなって、嬉しかった。
好きな人と初めてのデートだった。
まぁ、身長の差はヤバいんだけどね。
ガラス越しに目が合って、
綾乃「身長伸びないね~w今いくつ?」
俺「150くらいです」
綾乃「ちっこ。チビw」
俺「チビじゃないです」
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綾乃「そうだね~チビじゃないもんね~」って頭クシャクシャって。
幸せでした。俺幸せだったよかーちゃん
ご飯食べた後に、映画館に到着。
チケット買って、映画館に入る。
綾乃はポップコーンとパンフレット買って来て、
俺は飲み物とポップコーン。
パンフレット見せてもらって初めて気付いたんだけど、
タイタニックって船かよ。
船マニアかよ。
とか思ってた。何気ない話して、初めての映画館に緊張しつつも上映時間。
テレビで見た事あるけど、
こういう時暗くなったらチューしたり、手つないだりするんだよな…
フヒヒ…それが目的か綾乃…
映画見初めてちょっとして、ジャックとやらが、船に乗り込んだ。
ローズと会った。恋愛映画だったのか。
ちらちら横目で綾乃を見るけど、スクリーンに夢中になってる。
手つなげるチャンス@100分
10分くらい映画そっちのけで、自分と戦ってた。
心臓が口から出るかと思った。
頑張って、この左手を綾乃の右手に乗せるだけでいいんだ…頑張れ俺…
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俺の右手にはポップコーン、
綾乃も手を繋ぐの覚悟してか左手でポップコーン。
今だつなぐしかねええええええええ
俺、やったよ。左手出したよ。
そして俺の左手は綾乃の右手を通過して綾乃のポップコーンへ。
俺「ポ、ポップコーンちょうだい。」
綾乃「え?うん」
チキンとでも何とでも呼べカス
右手に山盛りのポップコーンがあるのに
綾乃のポップコーンもらっちったヘヘ。
もうこっからほぼ記憶がない。映画はかろうじて覚えてる。
車の中でセックルすんな。気まずい。
その後何したかは覚えてないけど、地元に帰った。
綾乃は隣の駅で降りた方が早いので、そこで降りる。
自然と俺も降りて送る事になった。
多分俺のモテ期ってここだと思う。
綾乃が自転車を押しながら田んぼ道を歩く。
周りは薄暗いけど、月の光があるから普通に見える。街頭はない。
どうでもいい事を話ながら映画の話とかしながら歩いてた。
そして、初めて綾乃を送った時に別れた場所まできた。
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綾乃「それじゃあ、またね。寒い中ありがとうw」
俺「あ、はい。またw」
「綾乃「あ、ねえねぇ。○○君ちょっと待って。」
綾乃のマフラーまいてくれた。
綾乃「うちもうすぐ近くだし、
風邪引いて欲しくないからwそれ巻いて帰りな~」
俺「あ、ありがとうございます。」
もう、おにゃのこの匂いプンプンだよ。やばい頭クラクラ。
心臓口から飛び出そう。
綾乃がヤバイ事口にした。
綾乃「あ、あのさ。私達って…
付 き 合 っ て る の か な ?」
( ゚д゚)ポカーン
(*゚д゚) 、ペッ
少年の頭には処理しきれないプログラムエラーだったよ。
当時は照れもあった、チキンだった、ヘタレだった、ガキだった。
そして付き合う=告白を済ませてからっていうのもあった。
俺「え、どうなんだろwww違うんじゃないんですか?www」
言っちまった…
綾乃「そうだよねwwwごめんねwwwそれじゃ、気を付けてねw」
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別れてから俺頭混乱しながら帰ってた。
何がなんだかわからなかった。
俺が初めて好きになった人が俺の事好きって言ってくれたのと同然。
マフラーいい匂いするし、さっきの事で混乱するし、
本当によくわからなかった。
俺の家の近くまで来た時、スーパーでポカリ買った。
店員見て気付いたんだ。
今日クリスマスイブじゃん…
イブにデート誘ってくれて、イブに告白してくれて、俺何やってんだって…
寒い中ポカリを一気に飲み干して、俺、走ったんだ。
なんてバカだったんだって。
走って、走って、頑張って辿り着いた我が家。
何事も無かったかのように綾乃との手紙を読み直したり、
テレビ見てその日、寝た。
翌日、クリスマス。
朝早くに起きて、マフラー持って自転車で綾乃の家の近くまで行った。
周りは畑と家が10軒くらいの場所だから、表札見ればどこかわかる。
そして綾乃の家を見つけた。
チャイムを押してみた。
親が出てきてまたテンパる。
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俺「あの、おはようございます。
あの、先輩はいますか?あ、あの、綾乃さんいますか?」
お母さんなんか笑ってる。
お母さん「は~い、今起こしてくるからちょっと待っててねw」
寝てるのかー時間間違えたあああ
5分くらいして、綾乃がきた。
綾乃「どうしたの?って、何で家知ってるの?w」
俺「あの、マフラー返しに…」
綾乃「え?あ、ははwやっぱそのマフラー気に入らなかった?
wごめんね、○○君がどんなのが好きかわからなくて…ごめんね…」
この英語二文字、イニシャルだったのかあああああああああああ
クリスマスプレゼントだったのかああああああああああああ
ウヒョーwwwwwwwww
思い出した今でも死にたいプゲラウヒョーwwwwwwwwwwww
俺「あ、そうだったんですか…ごめんなさい…ごめんなさい…」
綾乃「いいよwいいよwこんなの貰っても嬉しくないよねw」
俺「いや、そうじゃなくて、あの、ありがとう御座います。
すいません、気付かなくて…」
俺好きな人の前で泣いちゃった。
綾乃もビックリしたみたいで、ちょっと待っててと言って戻っていった。
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どうしていいかわからなくて、家の前の車止めみたいのに座って待ってたら、
着替えた綾乃が出てきた。
綾乃「おまたせw公園いこー」
よくわからず、近くの公園に行った。
そこで昨日の事を切り出せず、ずっと話を聞いて答えるだけだった。
綾乃「私ね、もう高校決まってるんだけど、
会えなくなっちゃうねー。勉強忙しそうw」
俺「高校って大変そうだなぁ。」
綾乃「私、世界を見たいんだよねw留学したい!」
俺「え、海外の高校ですか?」
綾乃「ううん、大学は海外にしようかなって。」
聞いてねえよ
話を聞いてると、高校は普通に出て、
大学をどこかアジアの所に行くみたいだった。
その時どの国だって聞いたらまだ決まってないって言ってて。
まだ3年も先の話なのにすっごいイヤだった。
無言で俺また泣いてたと思う。
泣き顔見られたくなくて、立ち上がって逃げようとしたら、
綾乃が後ろから抱きしめてくれた。
2人とも何も言わなかったけど、すごい落ち着いた。
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落ち着いたのもあって、涙が止まらなくなった。
綾乃が俺の体を前にして向き合って抱きしめてくれた。
っても、俺背が小さいから綾乃のお.っぱ.いが顔にry
テントを隠しながら泣いてた。
その日から色々変わってた
その後、3学期が始まったけど、何故か綾乃に避けられてるみたいだった。
勇気を出して、手紙を書いて渡したんだけど、返事は無い。
嫌われたのかなって思って、すっげえ凹んでた。
そのまま、何も解決しないまま綾乃は卒業した。
心のどこかに綾乃の事は考えてても、
綾乃のいない中学生活もそこそこ楽しんでた。
でも、綾乃の連絡先とか知らないからどうしようもなかったんだけどね。
その頃、エッジを持たせてもらえて、
掛かってくる事もないPHSを買ってもらった。
男友達しか連絡は来ないけど、すごい嬉しくて、
学校までの通学路、ずっと弄ってた。
3年の春くらいに、和美を見かけた。
多分和美かなってくらいだったけど、なんとなくわかった。
すごい大人っぽくなってて、化粧もしてて、スカートも短くて。
むこうも気付いたみたいで、声かけてきた。
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和美「もしかして○○?ちょー久しぶりじゃない?w」
黙れbitch
和美「綾乃とは上手くいってるの~?w」
知らないのか?
俺「いや、卒業してから連絡とれないんです。」
和美「番号教えるね~」
bitchGJじゃね?
綾乃の番号ゲッツ。
何年ぶりだろう。
でも高校だし、彼氏とかいたらPメールDXするの迷惑だよね。
こんなお子さんじゃダメだよね。どうしよう。
ずっと連絡するかしないか考えてた。
番号教えてもらって二日後にメールしてみた。
「お久しぶりです。○○です。覚えてますか?」
面白みもなんもないメールしてみた。
メールは帰ってこなかったよorz
翌日の朝、メールきてた。綾乃から。
「久しぶり^^やっとおしゃべりできるねw
懐かしいね~背、おっきくなった?」
なんか、ずっと意識はしてなかったんだけど、
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綾乃と会えなくなってからずっと好きなの我慢してたって事、気付いたんだ。
メール見ながら涙がとまらなかった。かーちゃんビビってた。
その日、初めて仮病つかって学校休んだ。
色々な思い出話とかして、どんな生活を送ってきたかってメールしてた。
でもあのイブの日の事はお互い出さなかった。クリスマスの日の事も。
そして、綾乃が今まで彼氏をつくらなかったって事が発覚した。
何も変だと思わなかった。
俺って多分てか、絶対鈍感なんだと思う。
そのまま俺は違う高校に入って、
高校2年まで何も綾乃と進展が無いまま進んだ。
で、2年が始まるちょっと前に綾乃から久しぶりに電話きた。
綾乃「ひさしぶり。覚えてるよね?
wあのさ、○○君に話があるんだけど、明後日の朝出れない?」
勿論即答でOK出して電話切った。
もう高校生って事もあって、大体何があるかわかってた。
てか女に言わせる俺カスだよな。
当日、何か知らないけど朝8時に地元の駅に集合させられた。
なんか早いよね。
5分くらいして、綾乃がきた。
綾乃「ごめんね~わざわざwあ、後今日和美も来るんだよね。まだかなぁ~」
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what?
その後お互い無言で5分くらい待ってたら和美がきた。
和美「あ、○○君呼んだんだ…辛かったでしょw」
what did you say bitch?
綾乃「まだ言ってない。」
ていうか、綾乃さん、そのスーツケース何よ
綾乃「今日、私、マレーシアに留学するよ^^」
聞いてない。聞いてない。
絶対嫌だ。
マレーシアって、シンガポールの上じゃん。やだ。
俺「え…」
綾乃「昔、留学したいって言ってたじゃんwだから、これから頑張るのw」
もう駅でガチ泣き。
高校生がガチ泣き。
俺、逃げたんだ、そこで。
目の前の現実から目を背けたくて、そのまま走って逃げた。
それ以来、綾乃も和美も連絡はくれてない。
そんなコトがあって、俺も高校を卒業する年が来たんだ。
もちろん、綾乃の事忘れたわけじゃないし、
女々しいと思われても、キモいと思われてもよかった。
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俺も留学決定してた。
英語もあまり話せないし、アパートだけは見つけてもらって、
語学学校は現地で自分で探す事になってた。
マレーシアに留学した。綾乃に会いたくて。気持ち伝えたくて。
マレーシアのsunwayって所の大学に入ったんだ、語学科で。
でもやっぱり同じ国にきたからってすぐ見付かるわけないじゃん。
ていうより、見付かるはずがないんだよね。
でも、神様見ててくれた。
先生に日本人は3人いるから、紹介するよって紹介された。
綾乃いた。
やっぱ、綾乃は驚いてた。
ちょっとうそついて、
俺も海外に興味があったから留学したって事にしたんだ。
その日、大学が終わってから会う約束した。
日本の大学は知らないけど、
俺が行ってた大学は夜中でもあいてるんだ。
夜の11時ごろにあやのがきた。
綾乃「久しぶり。本当に○○君だよね…どうしたの?w何でここいるの?
   駅で…あの時、留学の事も隠してたし、無言で帰っちゃったから、
   嫌われたんだって、思ったよ…」
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俺「すいません…お久しぶりです…」
はい俺号泣ー
泣き虫ー
綾乃はずっと黙って、俺の事見てた。
もうチキンな事できない。ここまで来たんだし。
俺「増戸では…すいませんでした。
   綾乃…さんが急に留学するって…
留学は知ってたけど、いつか知らなくて…」
綾乃「本当はね、何も言わないで行こうとしてたのw
だって中学の時、イブに振られたし~w」
俺「あの、違うんです。俺、気付かなかったんです…
  ずるいけど、俺、女の人とまともに話したの初めてだったし、
  恥ずかしかったって事もあったし…でも、俺ずーっと、考えてて…」
俺「俺、綾乃さんの事好きなんです。
   気持ちわるいかもしれないけど、伝えたくて、
   それだけ伝えたくて留学しました。
   綾乃さんと一緒に世界見たくて…」
ずっと俺下向いてたと思う。
目見て言おう、絶対顔見て告白しようって決めてたのに、
気付いたら涙鼻水たらしながら下向いてた。
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綾乃「私ね、中学の時からずっと好きだったよw
○○君さ、運動会の時初めて声かけた時の事覚えてる?」
俺「はい。」
綾乃「あの時一目ぼれしたかなーww」
俺「そうなんですか…あ、でも、
俺もその時がキッカケで綾乃さんが好きになったかも…」
綾乃「綾乃でいいよwあの時さ、
○○君私にお疲れ様ですって小声で言わなかった?」
俺「え…覚えてないです…」
綾乃「なーんかあの時すごい嬉しくてさw
それで好きになってたみたいww」
俺「すいません、覚えてないです…」
綾乃「まぁいいよwてか、あと敬語やめようよww
英語に敬語なんかないぞw」
俺「はいwうんw」
綾乃「好きだよw」
俺「俺も好きです…w」
綾乃「付き合ってくだしあ」
綾乃も泣いてた。
何で泣いてるのかわかんなくてキョドってた。
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俺「え、あ、どうしたの?」
綾乃「やっとだねw長いよばかーw」
綾乃可愛いよ綾乃
その日、大学から歩いて10分くらいの俺の家に綾乃が泊まった。
ずーっと中学からどう思ってたか、何を感じてたか、
どうしてあんな事したのかを話し合ってた。
なんか、タイタニック見てる時に俺が手を繋ごうとして誤爆したのも
気付いてたみたい。
死にたい。
綾乃は、年下のそういう可愛い所が萌えみたい。
その俺の映画の時の行動を見て、絶対に離したくないし、
誰の物にもしたくないって思ってたって言ってた。
そして、イブの帰り道の話もした。
あの時、綾乃の視点で説明すると、
普通に俺も電車降りて、送ってくれて嬉しかった。
どうやって告白すればいいかわからなかった。
マフラー渡す時もどうすればいいかわからなかった。
勇気を出してマフラー渡したけど、イニシャルに気付いてくれなかった。
手編みだった。
頑張って告白したけど、ああいわれて振られたんだと思った。
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だから、翌日のクリスマスの日、最後に抱きしめて終わらせようとした。
それ聞いてまた泣いry
つまり、長年俺らは気持ちがすれ違いまくってたって事。
でも、もうそんな事どうでもよかった。
今一緒にいれるから幸せだって思ってた。
その日、お互い初めて工ッチした。
この辺は後で詳しく書いた方がいいなら書くよ。
それから、暫くは普通のカップルみたいだった。てかそうだった。
一緒にバスでシンガポールとかタイ行ったり。
日本に一緒に一時帰国した時も、相手の親紹介されちゃったり。
むこうの親はなんか全部既に知ってた。
それで、今年の春。綾乃が大学卒業。
俺はもっと簡単な科と英語だけを勉強したかったから、
同じ時期に卒業した。
綾乃は既にマレーシアで日本の企業にエントリーシートを送ったりしてて、
内定決まってたけど、俺は何も決まってなかった。
綾乃も一緒に日本でまた頑張ろうって言ってくれてた。
正直結婚する気だった。
絶対幸せにしてやるんだって。
それで、帰国後は綾乃は普通に働き始めて、俺はバイト。今の仕事ね。
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それで甘い同棲生活が始まったんだ。
ちょっと進んで、今年の夏。
マレーシアではお互い親元を離れてたけど、
英語で勉強するのはかなり頭を使った。
だから、大学で一緒にご飯食べたり、
たまの休みに旅行したりだけだったから、
同棲は初めてだった。
もう、すごい長い期間一緒にいる感じなのに、すごく恥ずかしくて。
お風呂も一緒に入れないし、なんか照れ臭かった。
で、あやのも仕事になれてきて、うちらの生活も順調で。
毎日ベッドでじゃんけんして、どっちが腕枕するか競ったり。
綾乃が海行きたいって言い出したんで、江ノ島行ったんだ。始発で。
もうこの頃は一緒にいるのが当たり前って感じで。
何をするのも楽しくて。
本当に些細な事で幸せだった。
海で2人とも泳ぐつもりはなかったんだけど、
実際に来て、駅前でダサいけど水着を見つけると
泳ぎたいってダダこねて、喧嘩したり。
帰る電車で、急行乗った方がいいとか、違うとか。
小さい事で幸せだったよ。俺。
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泳ぎたかったのに、泳がせなかった。
やっぱ江ノ島は海が汚いのもあるし、なんせ水着も高いし。
で、それでも喧嘩してさ…
綾乃「ねね、明日大島行かない?昔から行ってみたかったw」
大島って、東京から高速フェリーで2時間くらいの島で、海が綺麗らしい。
俺「だってチケットも予約しなきゃだめだし、明日は予約とれないよ…」
それに、番号もわからなかったから、諦めモード。
でも、綾乃の喜ぶ顔が見たかった。
両親は離婚してるんだけど、かーちゃんが神奈川に住んでるから、
チケット調べさせてもらいに、かーちゃんち行ったんだ。
ちょうどお盆の時で、兄貴の子供二人が遊びにきてて(4才と3才)
綾乃は子供と無邪気に遊んでた。
かーちゃんのPCで調べたけど、
予約は3日前までみたいで、結局大島はダメだった。
綾乃も休みが次の日までだったし。
かーちゃん「プールは?」
綾乃「○○、水着買いにいこ!」
子供「プールゆく!」
プールをヤフーでググってみた。
お盆休みだし、人すごそうだけど、もう行くムードだし、
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しょうがなく一番近くで、なおかつ遊べる
としまえんに行くことになったんだ。
その日の午後は町田で水着を買ったり、浮き輪買ったり。
新宿の金券ショップでとしまえんの安く買って、その日は帰った。
翌日、としまえんに行ったんだ。
江ノ島で泳げなかったから、せめてプールつれてけって。
ほら、俺、彼女って綾乃だけしかいないし、
こういう遊園地とかプールに彼女と来るのって
VIPでしか聞いたことなかったのよ。
だから、すごいはしゃいじゃって、
ウォータースライダーとか何回も2人で滑ってさ。
日陰でちょっと昼寝したり、
流れるプールをおんぶしたり、おんぶされたりして。
帰りにはとしまえんのトイザラスでこれが欲しい、俺はこれ買うね。
そんなお金どこあんの。また喧嘩。幸せだったよ。
綾乃がそうやって「だめー」って可愛く取り上げて買わせてくれなくて。
楽しかった。
そのまま電車で地元まで帰ったんだ。
プール行った事ある人なら、わかるよね。疲れるよね。
綾乃もよく寝てたよ。電車の中で。
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どこのドラマだよw
とか、これなんてエ口ゲ?とか思った。
綾乃、そのまま目覚まさなかった。
乗客のみんな、助けてくれた。
次の駅で電車を止めてくれて、駅員もかけつけてくれて、
救急車呼んでくれて。
もう息なかった。
病院について、30分くらいして、綾乃の親が来た。
親がくるってよくドラマで見るけど、
俺連絡してないよ…?なんで連絡いったんだろう…
綾乃のお父さんが泣いてる。お母さんは困った顔してるけど…
俺は何がなんだかわからなかった。
お父さんが一言言ったんだ、
「心筋梗塞らしい」
心筋梗塞ってなんだ?
わかんなかった。
後で聞いた話しによると
あまり運動しない人が急に動いて、さらにプールとかで長時間息を止めたり、
さらに極度の疲れがどうのって。
原因俺じゃん
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何が何だかわからなかった。
お父さんに今日は帰りなさいって。
綾乃は俺が見ておくからって。
大丈夫なんだって安心したら涙止まらなかった。
その日は家に帰って、綾乃の物を抱いて寝た。
誉められるように、ちゃんと部屋の片付けもした。
お皿洗った。
洗濯した。
浮き輪も拭いた。
偉いねって後は頭撫でてもらうだけ。
驚かせるために、内緒でしてた就職活動。
ポスト見たら採用通知。
電話みたら知らない番号から着信あった。
もう綾乃感動じゃね?
片付けして、内定もらって。
まだ帰ってこないかなーってわくてかしながら、
綾乃の物を抱き締めながら寝た。
翌日、電話の音で起きた。
出る前に切れちゃったけど。
確認したら、着信8件。
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しかも綾乃から。
よかった、誉めてもらえる。
ちゃんと謝らなきゃ。
いっぱい甘えよう。
電話かけ直したんだ。
何でお父さんが出るんだろう
速攻で電話切った。
電源切って、わけわからずに、地元に戻ってきた。
綾乃とおしゃべりした地元の駅。
告白された分かれ道。
抱き締められた公園。
綾乃の家の前まできたけど、誰も居なかった。
決意した。
綾乃の電話にかける。
俺「もしもし…綾」
お父さん「○○君?」
俺「…」
お父さん「もう、わかってるよね?」
俺「何が…」
お父さん「綾乃は幸せだったと思う。
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あの子の部屋から、昔君とやりとりしてた手紙、
全部きれいにファイルに入れて保管されてた。」
俺「え、あの、昨日大丈夫って…任せなさいって言ったじゃん!
  綾乃どこ!?あやのどこいんの!?」
泣きながら叫んでた
俺「綾乃、どこですか…」
お父さん「ちょっと話ししないか?」
俺「はい…」
地元の駅で待ち合わせて、お父さんに会った。
イライラしてた。
綾乃の声が聞きたいのに。
綾乃の笑った顔が見たいのに。
綾乃に会いたいのに、さっさと会わせてくれ。
お父さん「綾乃は…幸せだったはずだよ。
君はあの子を最後まで幸せにしてやれてたんだ。」
俺「…」
お父さん「これ…綾乃が君宛に書いた手紙が5通あってね。
私は見てないけど、妻が君に渡してくれって。」
俺、何もわからず黙って手紙を受け取って車にのせられた。
行き先は綾乃の実家。
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おばあちゃんちか。
みんな黒い服着てる。
何してんの?
何で綾乃の顔写真なんか飾ってるの?
意味わかんねえよ?
綾乃、幸せそうな顔して、
普段あまり濃くない化粧を、ちょっと濃いめにして。
静かに寝てた。
なんかK察の人が俺に当時の事聞きたいらしい。
後で電話してくれとお父さんに番号渡された。
夜、懐かしい人達に会った。
二個上の先輩達。
どうでもよかった。
早く綾乃と二人になりたかった。
部屋を片付けた事、
お皿も洗った事、
洗濯もした事、
内定もらった事、
全部話してあげたかった
翌日、俺は告別式?には行かなかった。
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お別れじゃねえし。
部屋に帰ればちゃんと綾乃の物あるし。
それから今に至るんだ。
手紙…読んでないな。
読む勇気がないよ…
手紙、読んできた
少し、時間ください
12月4日
急に変な手紙、ごめんなさい
後、和美に頼んじゃってごめんね?
私、ピッチ持ってないから手紙なんだ(笑)
もしよかったら、○○君の事知りたいし、手紙交換しない?
12月7日
これで最後にしようかな…
何度も手紙ごめん!
キモいかもしれないけど…手紙、嫌だったら嫌だって和美にでも言ってね?
12月15
じゃあ、○○君は未だに恋人無しか(笑)
私狙っていいのかな~?(笑)
好きな人いるの?
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もしよかったら、イブの日デートしようよ(笑)
12月24日
今日、楽しかったね。
私の勝手な思い違いかぁ~…
マフラーとかで気付いてくれると思ったけど、
○○君は私の事好きじゃないみたいだね(笑)
これからもいい友達でいてね!頑張って忘れるから(笑)
2月14日
あの日から、私、さけられちゃってるのかな…?
今日、○○君のために、初めて手作りチョコ作ったよ!
ちゃんと食べてよ~?
本命チョコなんだからね(笑)
私は、○○君が大好きです
あの時からすれ違ってたんだ…
涙とまんない
悔しい
釣りじゃないんだ。
最近vipで彼女に安価とかウザイとかあるじゃんか
見てらんなかった
一緒にいれるってだけでも幸せだって気付いて欲しかった
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もっと大切にしてほしいから
俺、普段はあまりvipこなくてさ
でもできるだけ沢山の人にみてもらいたくて、vipにスレ建てた。
スレ落ちるのも早いけど…落ちたら見れないけど、
でも沢山の人に大切な時間を無駄にしてほしくなくて。
こんな俺の話し聞いてくれてありがとう